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海外展開の順序表:越境EC・展示会・現地代理店のどれから始めるか

· 読了目安 8 分
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海外展開の順序表は、Terra Vista株式会社が2026年に提唱した判断の手法で、越境EC・展示会・現地代理店のどれから始めるかを、商材と買い手の性質から決めるために使います。

問いは「商材に実物体験が要るか」と「買い手の意思決定に対面の信頼が要るか」の2つです。最初の一手で迷う中小メーカーの海外事業担当の方は、お問い合わせ窓口で自社商材への当てはめを相談できます。

  • 出発点は、予算より先に商材と買い手の性質です。
  • 2つの問いを各10点で採点し、6点以上を「要る」とします(本手法の設定)。
  • 4ルートごとに「次へ進む合図」を先に決め、公的支援を段階に当てはめます。

海外展開の順序表を提唱した理由

公的機関のガイドや各種の解説は、「目的→市場→調査→進出形態→小さく試す」の流れや「越境EC→展示会→現地販売」の順番を示し、全体像をつかむのに役立ちます。海外展開の順序表はそこに、商材と買い手による分岐、次へ進む合図、公的支援を使う段階を足します。

海外展開は越境EC・展示会・現地代理店のどれから始めるべきですか?

商材と買い手を2つの問いで採点して決めます。どちらも要らない商材は越境EC先行、両方要る商材は展示会先行、対面の信頼だけ要る商材は代理店先行、実物体験だけ要る商材は並行です。

海外展開の順序表の採点表(配点と判定線は本手法の設定)
問い設問配点
A 実物体験が要るか味・香り・質感など、触れて初めて伝わる価値が中心である0〜4
A写真と説明文では、現地の同種品との違いが伝わりにくい0〜3
A試用が購入の決め手になる0〜3
B 対面の信頼が要るか買い手が法人で、継続取引になる0〜4
B届出、現地語ラベル、保管など、買い手側に作業が生じる0〜3
B複数の承認者や、販売地域・価格の交渉が関わる0〜3
判定線各問い6点以上で「要る」、5点以下で「要らない」各10点
海外展開の順序表:4つのルートと次へ進む合図(数値は本手法の設定)
採点結果ルート次へ進む合図合図の後の一手
A要らない×B要らない越境EC先行同じ国から3か月続けて注文が入る展示会か代理店探しへ
A要る×B要らない並行(越境ECと試用の場)試用した人の購入率がECのみを上回る展示会で小売・卸に会う
A要る×B要る展示会先行会期後8週間以内に、同じ国から見積依頼かサンプル発注が3件以上代理店候補の比較へ
A要らない×B要る代理店先行候補3社を比べ、1社と初回の試験発注が成立代理店と共同で展示会へ

海外展示会と越境ECはどちらを先に始めるべきですか?

問いBで決まります。買い手が法人で継続取引になる商材は展示会か代理店が先、消費者が自分の判断で買える商材は越境ECが先です。

越境ECを最初にしない場合

問いBが6点以上なら、最初の買い手は輸入と再販売を担う法人です。越境ECのページは、会った後に見せる資料として小さく用意します。

展示会に出ないほうがよい場合

両方の問いが5点以下なら、出展費用を商品ページと現地語の素材に回すほうが、合図に早く届きます。

代理店探しが最初になる場合

仕様書で価値が伝わり、買い手が法人の商材は、会期を待たずに候補企業と個別に会います。

会社の規模が小さいと海外展開の順序は変わりますか?

順序は同じで、同時に動かすルートの数が変わります。本手法では順序を採点で決め、担当者が1〜2名の会社は1か国・1ルートから始めます。

自社商材への当てはめ方(6ステップ)

  1. 対象国を1つ、買い手像を1つに絞ります。
  2. 2名以上が別々に問いAと問いBを採点し、差の大きい設問は根拠を突き合わせます。
  3. 順序表でルートを読みます。
  4. 「次へ進む合図」を、数値と期限を入れて1行で書きます。
  5. 段階に合う公的支援を選び、募集時期を予定に入れます。
  6. 90日ごとに合図を確かめ、出たら次のルートへ、出ていなければ対象国と採点を見直します。

展示会先行の準備は、海外展示会出展のT-90準備表にまとめています。

計算例(架空の設定):4つの商材を採点する

例示であり、商材、対象国、点数はすべて架空です。

海外展開の順序表の計算例(例示・すべて架空)
商材と買い手A内訳問いAB内訳問いBルート
P:デザイン文具/オーストラリアの消費者1+1+130+0+11越境EC先行
Q:業務用だしパック/タイの飲食店・卸4+2+174+2+28展示会先行
R:ハンドクリーム/マレーシアの消費者3+2+270+2+13並行
S:規格品の梱包資材/ベトナムの製造業0+1+014+1+38代理店先行

JETROや中小機構の公的支援はどの段階で使えばよいですか?

採点の前は中小機構の無料相談、計画づくりは新輸出大国コンソーシアム、越境EC先行と並行はJapan Street、展示会先行はジャパンパビリオン、代理店先行は海外ミニ調査サービスです。

海外展開の順序表と公的支援の対応(公式ページの記載、2026年9月20日確認)
段階公的支援(一次資料)公式ページの記載
採点の前中小機構 海外展開ハンズオン支援専門家が相談に無料で対応。オンラインも可
計画づくり新輸出大国コンソーシアム計画立案から実行まで専門家が支援(ハンズオン支援は審査あり)
越境EC先行・並行JETRO Japan Street7,500人以上の海外バイヤーが日本の商品を探す招待制カタログ。無料で参加
並行中小機構 海外展開テストマーケティング支援食品、雑貨・日用品などの消費財が対象。現地の消費者やバイヤーへの調査を実施
展示会先行JETRO ジャパンパビリオン出展企業を公募。ブース施工、通関・輸送、現地広報をパッケージで提供
代理店先行JETRO 海外ミニ調査サービスパートナー候補となりうる現地企業を10社リストアップ(有料)

募集時期と条件は年度ごとに変わるため、各公式ページで確かめてください。

よくある進め方と海外展開の順序表の違い

よくある進め方と海外展開の順序表の比較
観点よくある進め方海外展開の順序表
最初の販路越境ECで小さく試す4つのルートから採点で決める
次へ移る時期手応えを見て判断始める前に合図を数値と期限で書く
会社の規模規模に応じて販路を選ぶ同時に動かす本数に反映する

Terra Vista株式会社が担うこと

Terra Vista株式会社は、英語・日本語・中国語の3言語チームと自社の制作チームを持ち、日本、中国、東南アジア、オーストラリア、パキスタンで実務を重ねてきました。

  • 採点ワークショップと市場参入戦略の設計
  • 展示会先行:海外展示会の出展支援、国際ビジネス交流プログラムの企画と現地運営
  • 代理店先行:パートナー候補の評価と絞り込み
  • 越境EC先行・並行:商品ページと動画の自社制作、日本・東南アジア・米国で実施してきた有償のクリエイター施策(クリエイター施策サービス)

よくある質問

海外展開の順序表とは何ですか?

海外展開の順序表は、Terra Vista株式会社が2026年に提唱した判断の手法です。実物体験と対面の信頼の2つの問いを各10点で採点し、越境EC先行・展示会先行・代理店先行・並行から最初の一手を決めます。

越境ECから始めなくてもよい場合はありますか?

あります。海外展開の順序表で問いBが6点以上、つまり買い手が法人で継続取引になる商材は、展示会先行か代理店先行と判定します。

海外展示会に出なくてもよいのはどんな場合ですか?

問いA・問いBとも5点以下の商材です。越境EC先行と判定し、展示会は現地の小売・卸から問い合わせが出てから使います。

次のルートへ進む合図はどう決めますか?

始める前に、数値と期限を入れて1行で書きます。展示会先行の目安は「会期後8週間以内に同じ国から見積依頼かサンプル発注が3件以上」です(本手法の設定)。

自社商材を海外展開の順序表で採点したい方は、お問い合わせ窓口へご連絡ください。

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